コミュニティソリューション

ZimaOSで共有ユーザーフォルダーのストレージ容量制限を設定する

A ZimaOS+ user wanted one private folder per employee with a fixed storage cap and also noticed a newly created RAID1 felt unusually slow.

結論:ZimaOSの共有設定でアクセスは制御できるが、現行UIにはフォルダーごとの固定容量上限が記載されていない

要件はシンプルでした。各従業員に1つのプライベートフォルダーを割り当て、容量を4 TBに制限することです。ZimaOSのアカウントや共有権限では、フォルダーを「誰が」見られるかを制御できますが、現行の公開ドキュメントには「この共有フォルダーは最大X TBまで使用可能」とする標準機能は記載されていません。アクセス制御とストレージクォータは別の機能です。

厳密な容量制限には、ユーザーストレージを管理するアプリケーションを使用する

このようなマルチユーザー要件には、Nextcloudが最も適しています。現行の管理者マニュアルでは、5 TBなどのカスタム値を含む、ユーザーごとのクォータを設定できます。詳しくはNextcloudのユーザークォータに関するドキュメントをご覧ください。

Nextcloudのハードウェアガイドでは、データベースやアプリケーション用のストレージと、従業員用ファイルプールを分けて容量計画できます。フォルダー権限だけが必要で、クォータが不要な場合は、ZimaOSのSMB権限ガイドのほうが適しています。

アレイの速度低下はクォータの問題ではなかった

ストレージタスクの実行中にCPUとRAMの使用率が非常に低い状態を示すZimaOSシステムダッシュボード
ストレージ層の再構築中もシステムダッシュボードはほぼアイドル状態に見えたため、CPU使用率ではなくRAIDの進行状況が有用な手がかりになりました。
3%のRAID1再同期中で、残り時間が27時間以上あることを示すZimaOSストレージページ
ストレージページにより、新しいアレイの速度が遅く感じられた本当の理由が確認できました。RAID1がディスク全体にわたって再同期中だったのです。

RAIDは単に再構築中でした。空のRAIDであっても、メンバーディスク間でブロックを再同期する必要があるため、CPU使用率が低いからといってストレージ処理が完了しているわけではありません。現行のZimaOS RAIDガイドでも、アレイの初期化中はパリティ処理や再構築処理によってストレージ性能が低下する可能性があると説明されています。

ベンチマークやデータ移行の前に再構築状態を確認する

cat /proc/mdstat
sudo mdadm --detail /dev/md0

mdadmマニュアルは、アレイの状態を確認するための上流リファレンスです。再同期が100%に達するまでは、通常の転送速度を判断しないでください。

推奨される従業員用ストレージ構成

  • プライベートフォルダーだけが必要:ZimaOSのユーザーとSMB権限。
  • ユーザーごとの容量上限が必要:Nextcloudのユーザーとクォータ。
  • ファイルシステムレベルのクォータが必要:高度なLinuxツール。ただし、ZimaOSのUIがその設定を管理したり、アップデート後も保持したりすると想定しないでください。

これにより、クォータの仕組みを、ユーザーアカウントのストレージモデルを実際に管理しているレイヤーに配置できます。